・大使館からのお知らせ
新型インフルエンザ関連情報を集めた特集ページが外務省ホームページ内
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kansen/influenza/influenza02.html)にできましたので参照ください。
新型インフルエンザ(AH1N1)について
2009年12月4日
在チリ日本国大使館
1.感染症(新型インフルエンザ等)関連情報
外務省提供の新型インフルエンザ等にかかる感染症関連情報は、こちらのページをご覧下さい。同ページ中、各国別の渡航に際する留意事項は1.「感染症危険情報」中に、新型インフルエンザとは何かに関する基礎情報、基本的な対策、日本への帰国時の注意、関連参考情報の問い合せ先・主要WEBページの紹介、世界における感染状況(世界全体及び国・地域ごとの感染者数他)などについては、2.「感染症広域情報」(随時更新されており、一番上のリンク先が最新版となっています)に記述があります。また、3.以降ではその他の感染症関連情報を掲載しております。
2.チリにおける感染状況、対策等
(1)チリでは、5月17日の初確認以降、10月22日までに12,276件の感染例が確認されています(チリ保健省発表数値。チリの総人口あたりの患者数は0.074%。なお、同省が把握しているこれまでの感染疑い例は合計367,865件)。上記のうち、入院を必要とした乃至入院中の者は13%、死亡者は1.22%(150名)となっています。
(2)感染者数の増加は減速傾向にあります。季節性インフルエンザも同様の傾向にあり、チリ保健省は、国内の大多数の医療施設は「正常化」した(冬季に広く見られた、患者の殺到に対応が追いつかない状況を脱した)ものと認識しています。
(3)これまで重症と判断された患者の48%が男性、52%が女性、平均年齢は33歳(0ヵ月~94歳まで分布)。死亡者は、52%が男性、48%が女性、平均年齢49歳(4ヶ月~89歳まで分布)、うち64%が既往症のあった方となっています。
(4)感染者の地域別分布は、サンティアゴ首都圏州が77.9%と圧倒的に多く、他州は北から南の順に、アリカ・パリナコタ州(第15州)0.4%、タラパカ州(第1州)0.9%、アントファガスタ州(第2州)1.8%、アタカマ州(第3州)0.6%、コキンボ州(第4州)0.8%、バルパライソ州(第5州:イースター島含む)3.5%、オヒギンス州(第6州)1.8%、マウレ州(第7州)1.0%、ビオビオ州(第8州)4.4%、アラウカニア州(第9州)1.1%、ロス・リオス州(第14州)1.6%、ロス・ラゴス州(第10州)3.9%、アイセン州(第11州)0.2%、マガジャネス州(第12州)0.1%となっています。
3.チリ保健省(MINSAL)からのお知らせ
本件インフルエンザ関連の注意事項として、保健省から以下が伝えられています。なお、チリにおける感染状況、対策の現状、感染防止のため注意すべき事項などの基本情報が、同省のWEBページ(http://www.minsal.cl )に掲載されています。
(1)健康管理の基礎として、水と石けん、またはアルコールジェルで頻繁に手を洗う、うがいをする、閉めきった場所や人混みを避ける、定期的に部屋の窓を開ける等し換気を行う、ティッシュペーパーを使い、くずかご(充分な数を用意)に捨てる、洗剤を使って床の掃除を頻繁に行う、急激な気温の変化を避ける、チリ政府による状況経過報告に注意を注ぐ(上記のチリ保健省WEBページをご参照)といった点が挙げられます。豚肉は食べても問題ありません。
(2)AH1N1の蔓延地域へ渡航される場合には、現地保健当局等の情報や指示に十分注意を払ってください。
(3)風邪のような症状を覚えたら、まずは医療機関にかかることです(普段行っている先の病院、医院が基本ですが、サンティアゴ市東部については、クリニカ・アレマナ、クリニカ・ラス・コンデス、UC(カトリカ大学)付属病院等が診察、検査の体制を充実しています)。但し、検査の迅速性を高める意味もあり、38.5度以上の熱その他の該当症状なき場合には、安易に診療を受けることを控えるようお願いします。また、服薬を含め、自分で勝手に治療行為をとらないで下さい(抗ウイルス薬は、予防措置としては意味を成しません)。なお、呼吸器系疾患等の既往症がある方、妊娠している女性、15歳以下の子供は感染する可能性が高くなっておりますのでご注意下さい。
(4)「タミフル」や「リレンザ」といった抗インフルエンザ薬がこの新型インフルエンザに効果的とされていますが、購入には医師の処方箋が必要です。まずは医師にかかり、かかった医師から処方箋とともに各人がどこで購入すべきか情報を入手する必要があります。
(5)チリ公共保健センターは国内での投与用に対AH1N1ワクチン(15mg、中国 Zhejiang Tianyuan Bio Pharmaceutical 製)を15万人分購入することを11月に決定しました。明年の1月中旬より使用が開始され、投与の費用は10,000~12,000ペソ(20~24米ドル)となる見込みです。
(6)不安や疑問点があれば、電話番号「600-360-7777」(24時間対応)で関連情報の提供を行っています。
(了)